2008年 11月 23日
性と風俗考 |
女性の方は不快も思うかもしれませんが、真実は真実として語らせてもらうとバンコクは「性の解放区」的な一面もあります。というか、一面というより「全面では?」などと言う人もいるのではないかと思われるほど、ソコをメインにして訪れる人も珍しくはありません。日本人はもちろん、欧米からの観光客もなんだかんだで「女の子」目的とか、目的じゃないまでも「ついでに」って感じで遊ぶ人は珍しくありません。そして、それは男と女だけではなく、ゲイに関してもかなり寛容な国柄であることは事実。
いわゆる高級ホテルと言われるところであっても、夜になるとどこかの飲み屋の女の子をそのまま部屋に誘って(まあ、そういうシステムの飲み屋なわけですが)一緒にエレベータに乗る・・・みたいな、明らかなにソレとわかる白人男性(日本人男性)とタイ人女性のカップルは、見つけようとしなくても目にすることができるし、タイ人男性を連れた男なんかもいます。この流れで言うと、ホテルの朝食レストランなんかも同じで、明らかに友人でも奥さんでもないだろうというカップル?(白人男性とタイ人女性とか)が、ちょっとばかり気まずそうな感じで、夕べとは打って変わって、明るい太陽の下のプールサイドのテーブルで食事を採ったりしているのもよくある光景。
ちなみに、僕はもともとこの手のことが好きではないこともあって、こういうタイの恩恵?は受けずにいたりします(^^; まあダイレクトに言ってしまえば、お金を払ってセックスをするとか、あるいはおしゃべりの相手をしてもらったり、お酒をついでもらったり・・・って、なんか抵抗があって。
ただ、ここはすごく複雑な部分ですが、いわゆるこういった風俗ってすごく貧しい農村なんかから出てきている子も多くて、いわゆる僕らがキレイ事を言っているよりも彼らや彼らの家族が生きる上では死活問題であったりもするわけです。客側の立場の人間がこの手の店に行くか行かないか、あるいは買うか買わないかは各人の価値観と判断でいい話ですが、風俗はけしからん、性で商売するのかけしからん、というのは一概に言えないことでもあると僕は思うので、決してネガティブには考えていません。言ってみれば、売るのも買うのも、同じ人間であり、さまざまな価値観と背景があるっていうこと。
・・・・と、いうわけで、ちょっと硬い、かつ難しいテーマのお口直しに、おそらくタイ在住に人でもあまり見たことがないものを見た気がした「衛兵の交代風景」のスナップを(笑)。時間がよかったのか、王宮のところでバッタリ彼らに会いました。がんばれ、若者!って感じです。なんか僕は予定をせずに「衛兵交代」を観る機会が多いなあ、と(^^;
・・・なんかBBCでは、今日も反タクシン派のデモが官庁街で数万人規模で行われ死傷者も出そうだと警戒しているというバンコクですが、少なくとも僕の廻りでは、まるで遠い国のこのように思える平和な空気が漂っています。
by usatoru
| 2008-11-23 23:32
| 旅
|
Comments(4)
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at 2008-11-24 02:31
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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太吉
at 2008-11-25 19:06
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同感です。 春を売る商売は、世界のどこでもありますしね…
僕もその昔、接待でgirly barに行かなくてはならないことが多かったのですが、それは相手が男でもいやだったと思いますね。
よくバーの女の子の人生相談の相手をしてました(汗)
しかし、この国の政治はどこにゆくのでしょうか?
タクシンはタイに戻る、とか戯言を言っているようですが…
僕もその昔、接待でgirly barに行かなくてはならないことが多かったのですが、それは相手が男でもいやだったと思いますね。
よくバーの女の子の人生相談の相手をしてました(汗)
しかし、この国の政治はどこにゆくのでしょうか?
タクシンはタイに戻る、とか戯言を言っているようですが…
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usatoru at 2008-12-03 21:44
鍵コメMさん。欧州にはいくつか合法な国がありますよね~。複雑な心境分かります・・・・(^^; タイでは日本人女性が男のストリップショーなどに行くみたいなツアーも大流行みたいですけど、良し悪しの判断だけではないような気がしますねえ(汗)
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usatoru at 2008-12-03 21:45
太吉さん。それって僕も激しく同感です。要はそういう趣旨とか?雰囲気とか?みんなひっくるめて好きじゃないんだと思います、僕も(^^;