2010年 11月 22日
ホーチミンなう。 |
ベトナムは相変わらず元気です。北のハノイが政治都市であるならば南のホーチミン(サイゴン)はこの国最大の商業都市、人口800万、北欧各国の1国分くらいの人口であり、パリの約4倍。街のあちこちは建設ラッシュで天を衝くような高層ビルも建設中。きっとこの町の規模や勤勉で高い教育を持つベトナム人の素養を考えると、近い将来はバンコクのような高層ビルの林立する近代都市に変貌していくような気がします。そう、感覚的に言うとちょうど20年前のバンコクの風景に似ているような。とはいえ、高層ビルの数だけではバンコクにはまだ雲泥の差があるとはいえ、雰囲気はバンコクのそれと大きな差がなく。今後の財源問題等々はあるにせよ、一応は先日は日本の新幹線技術でハノイとホーチミンを結ぶ1800Kmの新幹線計画が決定されています。人口も8,000万くらいいますからね、タイよりも人口が多く市場としてもドイツと肩を並べます。インドシナ地域はタイを筆頭にそれこそ雁行型でベトナムをはじめカンボジアやラオスも急激な経済成長を遂げていて、一昨年の正月に栗助と訪れたプノンペンも同じく活気に溢れ、ピカピカの日本車に溢れていたのには驚いたものです。実際、今回のホーチミン行きの成田発の全日空機も満席でした。
それにしてもベトナム戦争の戦禍がおおよそ40年前。そして今のこの風景。それはそれで驚きなのだけれど、むしろ戦後18年でオリンピックを招聘し新幹線まで開業させたかつての日本の高度成長というものは本当にすごいもんだなあ、と。中国とか韓国の成長も脅威として世界では語られるけど、戦後の焼け野原からの18年ってやっぱりすごいと思うんですよね。元気なアジアを歩く度に、そろそろ日本人もちょっとは自信持って前を向いて歩き始めたいと思うわけで。
というわけで、仕事に入る前にアジアに来たらお決まりのホテルのSPAで90分のアロママッサージを。市中でやるより勿論高いのだけど、それでもホテルの中とはいえ格安。極楽気分をそのままにその後仕事に出掛けたのは言うまでもありません。
by usatoru
| 2010-11-22 12:51
| 旅
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