2011年 06月 24日
独りも悪くない、と思う |
とシミジミしてしまった。
でも、なんか正直もう4年目に突入してしまうと、独りでの生活がむしろ僕にとっての日常で、どこかでこの生活を受け入れている自分がいる。独りでの生活が確実に確立している。旅行以外で2日以上栗助と一緒過ごしたことはもう何年もないし、「一緒に生活する」という感覚も遠い昔のことでどこか忘れかけている。それは「前彼」と一緒に住んでいた「思い出」も、栗助と一緒に暮らしていた以前の生活もなんだかその「思い出」に似ている、って最近気がついた。経済も時間も共有しないゲイカップルの「遠距離」って、やっぱり単身赴任の夫婦関係とはちょっと違う。
何が言いたいのか読んでいる人もわからないだろうし、僕もよくわからない(笑)。ただ、最近死ぬ想いをするほどに体を壊し、仕事も最高潮に忙しくて少々辛ささえも感じている初老の身(?)で、いつも独りでこの部屋でいる自分にとって、何かある種何も期待しないし、別に夢とか希望ある栗助との関係とかさえも望まなくなってしまったかも。感性が壊れたというか、なんか寂しくもない、、って言ったら大げさかな。なんか諦めた感じ?でも、楽になったけど。
栗助と時々会えば、栗助は僕のことを「愛してる」と言い、そしてキスをして抱きしめてくるけれど、別に嬉しいと思わない僕がいる。それは、栗助をキライになったわけではなくて、僕が本来求めているものは、日々共に過ごす時間があってその生活の中で、そんな言葉や行為があって、それがシアワセだと思うからに他ならず。時々会うだけの、そうした言葉やハグなんて都合のよい不倫されている女性のような感覚に似ているような。彼との生活を持たず、時々の逢瀬だけが愛する彼との唯一の時間みたいな?(うんざり)
僕はやはり同じ時間を歩く存在がほしい。「いつも遠くから見守っている」とか言う乙女チックな感傷めいた愛は、気持ちだけ有難く受け取るけど、別に嬉しくもなんともないし、それを愛だと僕は感じることはできない。僕は愛する人が瀕死に重傷とか重い病気とか、何かととても悲しんだり苦しんだりしているとき、いつでも傍にいてあげたいと思うしね。
まあ、別に別れたわけでもなんでもないけど、そんなことを思います。
by usatoru
| 2011-06-24 19:26
| 自分のこと
|
Comments(11)
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さつき
at 2011-06-25 01:58
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文太さんほどのひと、なんぼでモライテありますよ。なんだったら私が24時間一緒にいてあげても結構です・・・つーか好きですよ。 それに、文太さん、お料理も上手だったじゃないですか(2007年頃までは)・・・なんでこんなに日常を大切にする男性がパートナーいてさみしがってるんですかね。くさってるなんでどうして~~(泣)
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miffy5769
at 2011-06-25 03:30
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なんだか、分かる気がする、というか、同じような気持ち、というか。
私も子供との暮らしに慣れてしまって、時々ふと「寂しいな。頼りになる男性、楽しい時間を一緒に過ごせる男性が居たらいいな。」と思いますが、
それは漠然とした気持ちで、実際には探しに行きません。
でも、子供がいなくて、全く独りだったら、どうかな?
それでも、心ときめき恋する対象=恋人というより、不安なときに抱きしめてくれる、毛布みたいな人とほのぼのしたい、そんな気持ちでしょうか。
私も子供との暮らしに慣れてしまって、時々ふと「寂しいな。頼りになる男性、楽しい時間を一緒に過ごせる男性が居たらいいな。」と思いますが、
それは漠然とした気持ちで、実際には探しに行きません。
でも、子供がいなくて、全く独りだったら、どうかな?
それでも、心ときめき恋する対象=恋人というより、不安なときに抱きしめてくれる、毛布みたいな人とほのぼのしたい、そんな気持ちでしょうか。
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なまいきさん
at 2011-06-25 09:21
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まじで栗さんと話あったほうがよいのではないですかー?私はたった7ヶ月の別居(仕事の都合)でねをあげて、同居に戻りました。貧乏ですが家族との暮らしは一番大切です
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Nobu
at 2011-06-25 13:41
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他の方も書いてらっしゃいますが、私も同感で、一度ちゃんと栗助さんとじっくり本音で話し合いをしないと、いつまでたっても心の穴が埋まらないと思いますよー。別れって、マイナスだけを産むものではないですから、守りに入らないでくださいな〜。
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at 2011-06-25 20:52
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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Reirin
at 2011-06-25 21:58
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さと
at 2011-06-26 01:46
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以前、「三日月」の歌のpostでコメントしたものです。こんにちわ。
私も遠いところに大事な人がいるので、お気持ちは分かるのですが、栗助さんのお気持ちを考えられたことはありますか?栗助さんももちろん寂しい思いをなさっているんですよね。。。
で、文太さんは仕事を辞めるとか転職して一緒にいれる環境を作ろうと思ったことはありますか?そんなことはなかなか簡単に出来ないと思います。栗助さんもきっと同じ状況ですよね。一緒にいたくてもいれない。。。
ご自分が出来ないことを相手にばかり望むのは少しワガママな気がします。
遠くから見守っているのは愛ではないとおっしゃいますが、そういうお互い抜け出せない状況の中で、短い時間でも会いに来ようとしてくれる栗助さんは、とても文太さんのことを愛していると思いました。
逆に文太さんがもう栗助さんのことを愛していないのかな・・・と思いました。
詳しい状況も知らないのに生意気を言ってすいません。。。
私も遠いところに大事な人がいるので、お気持ちは分かるのですが、栗助さんのお気持ちを考えられたことはありますか?栗助さんももちろん寂しい思いをなさっているんですよね。。。
で、文太さんは仕事を辞めるとか転職して一緒にいれる環境を作ろうと思ったことはありますか?そんなことはなかなか簡単に出来ないと思います。栗助さんもきっと同じ状況ですよね。一緒にいたくてもいれない。。。
ご自分が出来ないことを相手にばかり望むのは少しワガママな気がします。
遠くから見守っているのは愛ではないとおっしゃいますが、そういうお互い抜け出せない状況の中で、短い時間でも会いに来ようとしてくれる栗助さんは、とても文太さんのことを愛していると思いました。
逆に文太さんがもう栗助さんのことを愛していないのかな・・・と思いました。
詳しい状況も知らないのに生意気を言ってすいません。。。
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M.K
at 2011-06-26 02:27
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私はなんだか自分のことのように思いながら読ませていただきました。私も長く遠距離をしている身でもう40越えしてしまいました・・・。5年前に小さな事業をしている父が倒れ、専業主婦の母には無理という判断で私が父の後を継いだのですが、こうなると会社とか従業員のことを考えれば私には彼を追って彼の下に行くとう選択肢はなくなってしまいました。彼も私を愛してくれてはいるのですが、やはり男性にとっての仕事とか女性の家に入ることとか抵抗があるのは理解できるのです。すみません、個人的なこと・・・。きっといろいろ背景があるのでないかと思いますし、それに結婚している関係ではないゲイの方々にはきっと私たちにはわからないいろいろな苦労もおありになるのではないかと拝察します。変なコメントになってしまいました。応援していますね。
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shiho
at 2011-06-26 02:38
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文太さん!人間2人の関係って、お互いの背景が全く同じってことはないと思うし、どちらかが少しでも融通のきく方が動くということなんじゃないかなって思います。
そして、お互いに一番大切なものを選ぶために「2人で」何を決めるかですよね。仕事なのか、家庭なのか。私も愛されているとしても仕事をとってしまう相手だったら、私はイヤだなあ。。。。
そして、お互いに一番大切なものを選ぶために「2人で」何を決めるかですよね。仕事なのか、家庭なのか。私も愛されているとしても仕事をとってしまう相手だったら、私はイヤだなあ。。。。
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ひろみ
at 2011-06-26 09:14
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文太さんにとって栗助さんとの日常生活そのものが丸ごとストレスへの対処方法なんですね。
同居さえできれば精神的にも身体的にも安定するのは確実でしょうけど現実的に無理だとわかっているから葛藤が生まれる。
私が働いている医療・保健衛生の分野では、個人レベルでのストレス対処へのインフラが必死で進められていますがまだまだ不十分で、個々人が抱える様々な問題に寄り添いきれていないのが現状です。
特に男性はストレスがかかっても脳が頑張ってしまう傾向が強いので気づかないうちに何となく体調が万全じゃない日が続く、風邪を引きやすい、物忘れが多くなる、やる気が出ない、体重増加、思考がネガティブ……みたいになってくる。
こういう時にはとにかく休むことと適度な運動とガールズトークが良いです。
っていっても勤勉な世の男性方は『忙しい』『時間がない』と必ずおっしゃいますし文太さんもそうでしょうし、そもそもガールじゃねぇし(笑)と思われるでしょうけれど。
晴れた日のお散歩や自転車・ジムでイケメン観察・お部屋の片づけやお料理など、ガッツリじゃなく日常生活の中に取り入れられる範囲で心が気持ちよくなることをしてみられるようお勧めします。
同居さえできれば精神的にも身体的にも安定するのは確実でしょうけど現実的に無理だとわかっているから葛藤が生まれる。
私が働いている医療・保健衛生の分野では、個人レベルでのストレス対処へのインフラが必死で進められていますがまだまだ不十分で、個々人が抱える様々な問題に寄り添いきれていないのが現状です。
特に男性はストレスがかかっても脳が頑張ってしまう傾向が強いので気づかないうちに何となく体調が万全じゃない日が続く、風邪を引きやすい、物忘れが多くなる、やる気が出ない、体重増加、思考がネガティブ……みたいになってくる。
こういう時にはとにかく休むことと適度な運動とガールズトークが良いです。
っていっても勤勉な世の男性方は『忙しい』『時間がない』と必ずおっしゃいますし文太さんもそうでしょうし、そもそもガールじゃねぇし(笑)と思われるでしょうけれど。
晴れた日のお散歩や自転車・ジムでイケメン観察・お部屋の片づけやお料理など、ガッツリじゃなく日常生活の中に取り入れられる範囲で心が気持ちよくなることをしてみられるようお勧めします。
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やよい
at 2011-06-28 21:51
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文太さん久しぶりにコメントさせて貰います。
関西に住む、シングルマザーです。
やっぱりどんな事も、話し合うのが必要かなと思います。
相手を想う気持ちや愛する気持ち、
目に見えないからこそ言葉にするのが大切だと想います。
言葉にするって勇気が要りますし、
違う人間同士が話し合うって時にはもめる事もありますが
そこからたくさんの事が変わっていくんだと思います。
応援してます^^
自分の心に素直になってくださいね
関西に住む、シングルマザーです。
やっぱりどんな事も、話し合うのが必要かなと思います。
相手を想う気持ちや愛する気持ち、
目に見えないからこそ言葉にするのが大切だと想います。
言葉にするって勇気が要りますし、
違う人間同士が話し合うって時にはもめる事もありますが
そこからたくさんの事が変わっていくんだと思います。
応援してます^^
自分の心に素直になってくださいね