2012年 02月 21日
ありがとうございます |
妹も少しづつ現実を受け止め、そして上の子の存在に支えられ力強く生きていこうと頑張っています。悲しみが癒えることはないにしても、多くの人たちの支えと家族の絆の中で、悲しんでばかりはいられないという前向きな意識を感じます。あまり無理をする必要もないのだけれど、周囲も変に腫れものに触るようなこともせず、そして本人自身も、会話の中で自然に亡くなった子の名前を出したりとか。後は、時間の流れに身を任せるしかないですね。
こうした中でも、いろんな「幸い」があるように思います。今回の不幸が、感性的なことですが、これから少しづつ春めいてくる時期であったこと。これが、だんだん寒くなり冬枯れの季節であったなら、妹の気持ちもまた少し違ったかもしれません。あるいは、夫の実家がバスで往来できる同じ区内であるということ、僕もクルマで15分以内に行ける距離だし、両親も駆けつけられる距離感。信頼でき、気心の知れた人々や家族が近くにいるということの有難さ。お姑さんや御舅さんとの仲も妹自身が「こんなにいいお義父さんやお義母さんはいない」という程仲がいい。あちらのご両親も息子のことよりも嫁である妹のことばかりを気にして、何度も顔を見に足を運び、まるで本当の娘のように妹を気遣ってくれている。
僕も今回をきっかけに、義弟のご両親ともお近づきになり親戚ということになるけれど、とても素敵な人との改めての出会いがあったように思っています。こうした様々な、小さな日常の有難さや幸せを、きっとあの子はメッセージとして運んできてくれたようにも思います。
何事にも「幸い」というものはあるんですんね。今回の件はあまりにも重く悲しいことで「不幸中の幸い」なんて随分軽い言葉にも聞こえるけれど、でも実際、様々な「あたたかさ」を感じることにもなった気がしています。
改めまして、みなさんにも「本当にありがとう」
by usatoru
| 2012-02-21 13:02
| 日常生活
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Comments(8)
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ミー太郎
at 2012-02-21 15:05
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文太さん、たった今悲しみの記事を拝見しました。突然去ってしまった小さな命に言葉もありません。皆さんの心中お察しします。私事ですが、去年暮れに大切なブロ友さんを亡くしました。その人がいなかったら結婚もあり得なかったくらい大切な方でした。人の死に直面する度に命の重さを思います。いつの日か今回のお別れを笑って話せる日が来ますように。ご冥福をお祈りしています。
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bbb
at 2012-02-21 15:56
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少しずつでも周りの方々の優しさに包まれて立ち直ってきたご様子、安心しました。
私事ですが、母一人娘一人だった友人が突然事故でなくなったときのお母さんの嘆きようが、とても見ていられなかったことを思い出しました。彼女の代わりになんてなれないけれど…といいつつ、遠方なのでたまに手紙を書いたりしています。けして辛さや寂しさは無くならないけれど、10年かけてだんだん元気になって行く様子を見ながら、私も少しずつ立ち直れました。
心からお悔やみ申し上げます。
私事ですが、母一人娘一人だった友人が突然事故でなくなったときのお母さんの嘆きようが、とても見ていられなかったことを思い出しました。彼女の代わりになんてなれないけれど…といいつつ、遠方なのでたまに手紙を書いたりしています。けして辛さや寂しさは無くならないけれど、10年かけてだんだん元気になって行く様子を見ながら、私も少しずつ立ち直れました。
心からお悔やみ申し上げます。
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at 2012-02-21 18:02
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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at 2012-02-22 06:24
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at 2012-02-22 07:00
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at 2012-02-22 07:34
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con_leche
at 2012-02-22 09:30
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文太様、ご主人様はじめご家族や周りの方々の支えがあって本当に良かったですね。ほっとしました。妹様も、気丈に頑張っておいでなのでしょう。気力だけでご自分を保っておいでなのでしょうね。自分の子供をなくす悲しみは、子どものいないconには想像するしかないのですが、黒々と開いてしまった心の闇を埋めることは、時間がかかるし、埋まっても元通りにはならないのでしょうね。精神的に失った大きなものをどう再生するかを考えると、いかに与えられた試練とはいえ、あまりに過酷なことだと思いました。それでも生きていなくては・・・。長文すみません。知人も今月子供を亡くしたので、いろいろ考えてしまいました。
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at 2012-02-24 22:18
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