2014年 04月 03日
今年の桜は今年だけ。 |
この雨で桜も散り始めるだろうという想いの下で、昨夜は雨は少し散らつく中を、深夜に近い遅い時間でしたが仕事帰りにいくつかのスポットで夜桜散歩をしました。傘を使わなくてもまあいいかな、という感じの降り方の中、雨に濡れる夜桜もこれもまた風流。
僕は仕事を通してもよく「感性」ということを僕自身も意識し、そして部下にも言います。いわゆる営業先やオフィスでできる仕事ばかりしていても、効率や要領ばかりがよくなるだけで、人の心を動かす機微、自分自身の心の余裕や様々な観点の美意識、人の心の憂い、、、様々な点での感性を磨くことを怠らないこと。これって意外に仕事は勿論人格面での追々大きな差異になるように思っています。どんな仕事も、結局は対法人であったり個人に対して「人」を介して何かを売るわけで、そうした時に大きな要因の1つはその媒介に何がしかの研ぎ澄まされた感性が存在するか否かというのは、大きな差別化であると思うわけです。「感性」はただ内在するセンスというものだけでなくて、絶えず磨き続けることでさらに輝くもの。そして感性は、例えば人の会話やその内容、与える印象、つくり出す雰囲気や態度、あるいは製品やプレゼンテーション等々あらゆるところで顔を出すものだと思います。
桜を観ると寂しくなる、、という困った体質の僕ではありますが、やはり日本人である以上、そして日本人であるというアイデンティティと世界を相手に仕事をするという背景を考えたときに毎年花見をすることは個人的に必須(笑)。義務感じゃなくて純粋に眺めたいなあ、という気持ちからですけどね。これまで海外出張で何度となく桜を観ることができなかった春も何度かありましたが、それはおそらく人生にとっては大きな失点。
もう散ってしまった地域も、これからの地域もあるかと思います。ぜひ国内のお住まいの方で間に会う方は満開の桜でも、散る桜でも何がしかの桜を「2014年の春」として眺めてみてください。当然ですが、今年の桜は今年しかないし、そして今の年齢で観る桜は、来年1つトシを重ねてみる桜とはきっと違うのです。・・・といいつつ、夜桜を観て帰ってから微妙に風邪ひいた僕です。。
by usatoru
| 2014-04-03 13:30
| 日常生活
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