2017年 11月 18日
栗の居ぬ間にゲイバーw |
あ、あと栗助がいないとちょっとゲイバー行ったりしますかね。栗助は本当にそういうとこ行かないので(って言葉の問題もあるしね)、勿論一緒に行ったことは今までゼロ。僕もゲイバーはいきつけってほどではないけれど、行く店は何軒かあって、たまには顔出そうかなと思うし。まあ、今まで何度も書いてるけどゲイバーって言っても、色眼鏡でみるような場所じゃなくて至って普通の店。ただゲイが集まるだけのね。しかも平日とかは普通にみんな会社帰りでスーツとか着てるしね。
昔の僕は変に潔癖症的な感覚に加え、ゲイバーなどに対する先入観や偏見もあって(自分がゲイのくせにねw)、今こうして普通にゲイバーに入れる自分をあの頃の自分が見たら即死するんじゃないかと思われ。でも、今になって言えることは「もっと早くから行けばよかった」的な。行けばよかった、というニュアンスも妙だけど、カウンターで会う人との出会いも一期一会だったり、名前は知らないけど顔見しりだったり、あるいはマスター(ママ)の生きざまだったりとか、そういう会話を重ねると、本当にいかに自分が日常の生活で鎧を着ているのかとか、あるいは励まされたり、時にほっとしたり、基本的にマイナスになることがないと思うわけです。そこでの出会いや会話に関してね。もちろん、それは与えられることを期待していくのではなくて、そこでの話や他のゲイの仲間たちの悩みやバカ話、世間話などの会話をどう自分で咀嚼するかによるわけだけど。
今日は天気悪かったけど、あるお店の10周年ということでお祝いも兼ねて行ってきました。僕はまだこのお店では数年くらいのおつきあいだけど、マスターはもともと大手企業で働いていて、50才のときに脱サラしてカウンターだけのこの小さなお店を始めたという人。自分らしく生きたいなあ、もう十分普通の?社会で一生懸命働いてきたし、あまりトシをとってからも何だから、と始めた店ももう10年になり、そして今マスターは60才(笑)。若々しいけどね。周囲や親にもカミングアウトしていないし、強いて言う必要もないってことで店を始めたときは、これまでの仕事や会社関係の人間関係は切ってゼロから始めたんだって。切るっていっても過激な切り方とかではなくてね。でも、すごく思い切ったし、まあ「あいつ会社やめてゲイバーやるんだって」的な、面白おかしく興味本位に噂されるのを考えればそうしようと思ったのも理解できる。しょぜん、会社の付き合いだしね、仕事関連なんて。
僕はそんなマスターの人柄が好き。だからこの店の雰囲気も好き。
ってことで、ほろ酔いで帰ってきました(笑)
人気ブログランキング
by usatoru
| 2017-11-18 23:36
| 自分のこと
|
Comments(0)