2009年 01月 24日
激しくAGREE |
今日、名古屋―東京間の新幹線の中で読んだ本で、脳科学者でもあり、NHKの番組などでもキャスターを務めている茂木健一郎著「クオリア立国論」は、これはちょっと日本人であったり、あるいは海外に住む日本人にも、とにかく「日本人」に広く読んでもらいたいと思った1冊。脳科学者の観点で、日本が持つ「感性」と「文化的背景」からこれからの日本という国の方向性を示唆しようとするもので、この観点は広義的にの僕が仕事をしている中でも、常々視点や切り口こそ違えど同じようなことを「直観」として感じていただけに、まるで同志を得たかのようなある種の嬉しさと、そして自分自身の仕事における哲学の確証を得たような感覚もあって、あっという間に読破した次第。実際、厚くもなく、そして文字も割と大きめで(笑)、論文的な文章ではなく平易で読みやすい。
特にこの「読書感想文」的なものは書かないけれど、茂木氏の書くことの全てを宗教のように信じるとか、あるいは正論であるといったような数学のような明確に解があるものではないけれど、日本人として、偏ったナショナリズムに陥ることなく自分自身や国に将来に対して、自分たちの中に、歴史を通して植えつけられている素晴らしい種が、これからの世界の価値観の構成要素として十分な資質を備えているということを知るには、素晴らしい1冊だと僕は思いました。
by usatoru
| 2009-01-24 19:27
| 文太リコメンド
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Comments(6)
時間は作るもの.....
耳が痛いです・・・( ̄  ̄;) うん、自分の環境の所為にして読書から逃げてる、というかそれを言い訳に最近本を読んでいない自分に反省。
最近、1冊を読了するのにすごく時間がかかります、これまた反省。
読書って訓練が必要なのかも.....な自分です(オイ
耳が痛いです・・・( ̄  ̄;) うん、自分の環境の所為にして読書から逃げてる、というかそれを言い訳に最近本を読んでいない自分に反省。
最近、1冊を読了するのにすごく時間がかかります、これまた反省。
読書って訓練が必要なのかも.....な自分です(オイ
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youka
at 2009-01-26 14:44
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nonnakaori
at 2009-01-26 19:26
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ああ!私も耳が痛いです。
今回のフライトでjは、読むつもりの本が、ヨーロッパを往復して読まずに持ちかえり。以前は、ミラノの乗り換えで本に夢中になって、あやうく乗りそびれそうになったのに。最近、気持ちに余裕がないのかしら?
こうやってご紹介して頂くと、読んでみようと意欲がでてきました。
このご紹介の本ぜひ読んでみようと思います。
今回のフライトでjは、読むつもりの本が、ヨーロッパを往復して読まずに持ちかえり。以前は、ミラノの乗り換えで本に夢中になって、あやうく乗りそびれそうになったのに。最近、気持ちに余裕がないのかしら?
こうやってご紹介して頂くと、読んでみようと意欲がでてきました。
このご紹介の本ぜひ読んでみようと思います。
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usatoru at 2009-02-05 03:27
maiさん。とにかく読みたい!と思える本を読むことが本を読むクセづくりの第一歩!?そのうち、何か読んでいないとなんだか寂しくなります(笑)
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usatoru at 2009-02-05 03:28
youkaさん。茂木さんはなんかいい人~って感じがにじみ出てるような風貌ですよね。結構読みやすいですから気負わず読んでみてくださいね。
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usatoru at 2009-02-05 03:30
nonnakaoriさん。僕も結構読もうと思ってたくさん持っていくものの、読まずの持ちかえる本もまた多かったりします(^^; 自分自身の発見という意味でもこの本は結構興味深いと思いますよ、ぜひ!