2012年 05月 13日
トマト談義 |
TPPの問題とか深くはここでは触れませんが、これから日本の農業も大きな変革の意識の下で本当の競争を余儀なくされるであろう中で、このトマトを見ているといろんなことを思います。
美しく形も色も揃いパック詰めされて整然と売られる日本のスーパーでの野菜。一方で、カゴなどに無造作に積み上げられ色も形も不揃いながら、それらがそのままかじりつきたくなるような美味しそうな空気を醸し出すマルシェ。農産物の品質って何?本当に僕らが欲しいものって何?見た目?味?それとも、それらを通して感じるいろーんな幸せ?無農薬とか、生産者の顔が見えるとか、なんだかそれはそれでもっともらしくて、勿論悪いことではないけれど、なんだか自然と対峙した姿勢っていうより、サプリメントを購入する際の成分表と原産地だけで判断するような、なんか無機質で感性のかけらもないような、僕はそんな違和感を感じます。
まあ、僕の言うことは理想論かもしれない。でも少なくとも食料不足ではない日本において、本来食事は「楽しみ、味わい、そして幸せを人と分かち合うもの」であって、そして同じ自然の産物としての人間と野菜とのナチュラルな対話と言うか、、、なんか抽象的だけど。
とか、まあそんな小難しく考えることではないのだけれど、このトマトを見ながら、あるいはこの村での生活を垣間見る中でなーんとなく僕も「何か」を感じているわけです。1つ言えるのは、やはりこれからは「感性」に生きる人がハッピーなんじゃないかな、ということです(笑)。
by usatoru
| 2012-05-13 00:05
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Comments(1)
Commented
by
youka
at 2012-05-13 11:06
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そうですよねー。効率や見た目重視の製品作りは、もはや時代遅れって感じがします。
次世代を考えた企業を応援したいです。
私も、ルッコラ育て始めました。次はトマトか枝豆を、プランターでやりたいなぁと。
次世代を考えた企業を応援したいです。
私も、ルッコラ育て始めました。次はトマトか枝豆を、プランターでやりたいなぁと。
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