2014年 10月 14日
山歩きと滝 |
滝に打たれるのは去年に引き続きながら、やはり最初はあまりの水の冷たさに躊躇の気持ちがないと言ったらウソになるけれど、終わった後のあの清々しさは何ものにも代えがたい。もともとは神道系というか、古来からの山岳信仰の修行の1つだった滝行だけど、その作法等々に関しては郷に入ったら郷に従えで、「御師」と言われる18代以上続くような神職的な?家系が山頂付近に何十件とあって、それぞれが宿坊をやっていて。そして、その御師さんの指導でしきたりや礼法にのっとって滝行を行うのです。朝はまだ暗い5時頃に出発して1時間ほど山道を歩き目指す滝へ。
今回は僕ら2人と、40代くらいの夫婦、そして20代の女性2人の6人。女性は白い襦袢、男は越中褌。身を切られるような水に当たれるのはせいぜい10秒程度。10秒が本当に長く感じられるも、それを3セット皆でかわるがわる滝に打たれます。滝に打たれて滝からあがると、水が冷たいせいか全く寒さを感じないのが不思議です。1回目は外の穢れを、2回目は内なる穢れを、3回目は水が体の中を通るようなリラックスするようなイメージで、と御師さん。僕は宗教的な意図や意識はないものの、やはり日本人の憶測になる何かのDNAが働くのか何とも厳かな気分になりますね。とにかく、自分に喝を入れ、心身強くありたい、という感じで滝行を行っているのですが、決して楽な修行ではないですがこれは僕の中では心洗われ、どこか禅に通じるような不思議かつ心身のリフレッシュに通じるアクティビティです。
女性で興味を持つ方も少なくないようですが、男性諸氏、ご一緒にいかかですか?(宗教勧誘ではないからwww)
by usatoru
| 2014-10-14 00:40
| 旅
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