2017年 05月 10日
生姜焼き協奏曲 |
題して、「日本男児に生姜焼きを食わせる宴」
当然、皆よだれを垂らしながら、用事のあったものはその用事をすっぽかしたんだかリスケしたんだか知らないけれど全員集合w。会場は会計士くんのアパート。まあ、これが広い部屋ではあるんだけど、台所は狭い!野菜を切るのはテーブルの上でやるような。
まあ、僕も欧米それぞれ住んだことがあるので、おおよそ料理環境?ってわかってはいるんだけど、やっぱり今回もかなり苦労しました。適当なものならつくれるけど和食の再現ってホント大変。試行錯誤して、そして彼らを手下にあれこれ指示をして、やっと「和食的な何か」が出来上がりました。残念ながら、疲労困憊だったのと、あっという間になくなったので写真なしw。ご飯は幸い、1人が3合炊きの電気釜を持っていたのでそれを利用。鍋でご飯を炊くんじゃコンロ塞がっちゃうし、これ幸い。また、普通の男子たちなので微妙に和食的なものを食べようとする試みが台所の調味料に見られるものの、せいぜい醤油とか、出来合いのインスタント類ばかりで、料理酒とかみりんなんてものは一切なし。酒は、僕が今回の長期海外のために密かにスーツケースに忍ばせておいた小瓶の大吟醸を料理酒として投入(T.T) 。なんて贅沢な。
まず豚のスライスというものが存在しないので塊を買ってきて、切れない包丁というかナイフでスライス的に切ろうとするも、意外に筋やらがあってキレイに切れなくてなんとなく見ために不格好な肉が。生姜は、すりおろし器がないので、「チーズおろし器」を買ってきて代役するも、なんとなく出来上がりは粗い。他に、いくつか手に入る野菜で料理をつくったけれど、どれも「和風」という程度で本物を再現できていないのが、僕的には残念。
珍しく、生のほうれん草が市場にあったので一束(どっさりの山)を買ったけど、こっちのほうれん草は、昔の日本のようにアク抜きしないとダメな感じで、かつ葉が厚いのであんまり柔らかくない。ほうれん草の味がものすごくするのはいいんだけど、柔らかい葉になれている僕らにはどうも「硬い」と感じたりとか。大根もあったけど、ものすごく水っぽいとか。ハードとしては、また板つかわずに手で持ったまま切る文化なので、ダイナミックに包丁さばきができないとか、もー疲れた。
とはいえ、男の子たちは「うまい!」「ご飯が進む~」とか言いながら、全部完食してくれて、給食のおばさん的にはほっって感じ。そう、やっぱり白いご飯で食事をしたくなるのは日本人の性だねー
by usatoru
| 2017-05-10 15:31
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Comments(4)
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ビクトリア
at 2017-05-11 22:47
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文太さん、こんばんは。
そうなんです、外国って塊肉しかないんですよね。鶏は一羽単位。アジアは火鍋のおかげで薄切り肉も売っていますけど。アメリカに住んでいる日本人の友達は冷凍肉を買ってきて、半解凍させミートスライサーで薄切りにするのだそうです。海外で食べたくなる和食ってお寿司や天ぷらではなく、生姜焼きとか肉じゃがとか普通のおかず。男子が欠食児童のようにわっしわっしと生姜焼きを食べる姿が目に浮かびました。私は焼きそばパンが食べたーい。
そうなんです、外国って塊肉しかないんですよね。鶏は一羽単位。アジアは火鍋のおかげで薄切り肉も売っていますけど。アメリカに住んでいる日本人の友達は冷凍肉を買ってきて、半解凍させミートスライサーで薄切りにするのだそうです。海外で食べたくなる和食ってお寿司や天ぷらではなく、生姜焼きとか肉じゃがとか普通のおかず。男子が欠食児童のようにわっしわっしと生姜焼きを食べる姿が目に浮かびました。私は焼きそばパンが食べたーい。
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usatoru at 2017-05-17 14:48
ビクトリアさん。そうそう、いわゆる海外にある「日本食レストラン」で食べられない家庭の味、に飢えるんですよね。焼きそばパンか、確かにないですねぇ(笑)
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takane-e at 2017-05-18 00:36
お写真なくても、美味しそうにできたお家ご飯と男の子たちが喜んで食べている姿が目に浮かびます♬
お疲れ様でした〜。
2005年に初めてカリフォルニアで日本料理を教えた時におろし金がなくてフードプロセッサーの野菜千切りにする用ブレードで生姜とわさびをガシガシと削るようにすりおろしたのを想い出しました^^;
お疲れ様でした〜。
2005年に初めてカリフォルニアで日本料理を教えた時におろし金がなくてフードプロセッサーの野菜千切りにする用ブレードで生姜とわさびをガシガシと削るようにすりおろしたのを想い出しました^^;
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usatoru at 2017-05-18 20:30
takane-eさん。包丁がなかったり(ナイフレベル)、まな板というものがなかったりとかところ変わればキッチンも変わりますよねえ。(笑)