2019年 01月 15日
寒中水浴 |
連休中、栗助は出張中だったので僕は独身貴族を満喫したんだけれど、近所の神社で恒例の寒中禊があり参加してきました。なかなか仕事との関係とかで日程が合わず毎年参加は難しいのだけれど今年は幸い。100人くらいの人が、下は8歳、上は86歳まで、女性は10人程度が境内に貼られた氷柱入りの水槽の中に身を沈めます。この連休中は例年と比べると暖かくて、そして風もなかったのでそんなに寒くはなかったかな。って僕は滝行なんかもするから、そういうのと比べるとどうしても数分だけ水に浸かるのっていうのは(比べるものではないけれど)やはり楽と思ってしまう。ま、勿論「例年より暖かい」って言っても真冬なんで、十分寒いし、見学に来ている人達だってもうすっかり重装備の防寒w。
でも不思議なもので、水行をするまでの間、参加者たちは褌と鉢巻1つで説法を聞いたり、水行までの一連の行事をこなすわけだけど、なんというか寒いけれど平気という感じ。これはやはり「気持ちの問題」なんだろうなあ、と毎回思います。緊張感と気合いと。気合いがなければ、例えば、今僕は間違っても水風呂に入ろうなんて思わないし、考えただけで身震いするのと一緒。「病は気から」というのは、あながちウソではないななんて思う所以です。
神社での水行の意味するところは「禊ぎ」ですけど、身の穢れを清め、そして自らの行為で敢えて厳しい行為に身を置き自分を律する行為と僕は受け止めていて。この年齢になると、なかなか自分自身を厳しさの中に自らの意思で身を投じるということもなく、逆にむしろ易きに流されたり、過去の成功体験などのなぞるばかりの進化や成長のない時間に陥りがちでもあり、、、まあそんな想いからですかね。時間にしてさほど長いものではないにせよ、終わった後の清々しさは格別です(笑)
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by usatoru
| 2019-01-15 17:41
| 自分のこと
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