2020年 05月 28日
昔のデカいパスポート |
ちょっとモノの整理とかしてて出てきたもの。この3冊はいずれも過去のパスポートで、まあ僕の歴史の一部でもあるのかな。右の赤いヤツはパスポートがIC化された最初のやつで、このブログでも「機内食激写」なんかで僕はほぼ毎月のように海外を飛び回り、おそらく1年の半分近くは海外出張していたような時期も含む期間のもの。40歳前後の頃のかなあ。10年パスポートだけど、10年たたずに新しいのにした記憶があります。しかも、全ページを使いきったので、一度だけ認められていた(今はダメ)増刷をしてもらって、普通の人の2倍のページ(90ページ)くらいなんだけど、それもスタンプとビザでいっぱいになったという思い出深い1冊。
今は、日本の出入国でもスタンプ押されない無人ブースだし、アジア界隈も多くは機械化されて出入国は無人になった。アメリカは機械化されてるけど、なんとなくなんちゃってで一応有人ブースに行く。EUのシェンゲン内なんかが一番遅れてるかな。多分、EUとアフリカ、南米あたりが昔ながらの有人ブースにいって、軽い質問とスタンプを押す形式。だから、僕なんかも今はパスポートのスタンプは欧州ばかり。なので、昔のように、パスポートのページがどんどん進むとか、あるいは思い出的にスタンプを押してもらうことを楽しみにしている人なんかも多かったけれど、今はそういうのはなくなっちゃった感。昔でいう鉄道の切符みたいな感じ?あれ、集めるコレクターとかいたけど、今は電子化されちゃったから、なかなかね。切符もあるにはあるけど。
This passport is valid for all countries and areas except North Korea (Democratic People's Republic of Korea) つまり、「このパスポートで北朝鮮を除く全ての国とエリアに渡航できます」って書いてあるんだけど、要は国交がないということもあるにしても(今のパスポートにはこれは書かれていないし、一応国交もないけれど渡航はできる)、日本のパスポートの中に、唯一北朝鮮だけがスペシャルに記載されているって、なんか笑えるっていうかすごくないですかね(笑)。なんの深い意味もないんだけど、国交がなくて、まあいろいろと政治的にもよろしくない関係の国であるわけだけど、なんかこれって滑稽なことだなあ、って。
さてさて、それはそうと、また自由に海外を自由に行き来できるのは、いつになるんですかね。自由に出かけて、そして多くの外国人が自由に日本に来る。栗助なんか、今大変です、日本では外国人だから。会社が自由に海外出張を認めると言ったところで、結局それは日本人だけにした対象にならないのが実態だから。外国人社員は、一緒に出張なんか行ってしまったものなら、日本に戻れなくなる可能性大。日本政府は日本に住んでいる外国人には超冷たくて、祖国で親が死のうが、何があろうが、自由な往来認めてないんですよ、今。だから、仮にむこうに行けても栗助は戻れなくなってしまうわけ。欧米や多くの先進的な国は、自国在住の外国人にも自国民と同等に扱っていて、どうしても帰国しなくちゃならないとかの場合は、勿論この時世だから2週間隔離とかいろいろ国によって条件はあるけど、原則往来を認めてるわけです。要はどういうことかっていうと、日本は在日外国人に対して渡航の自由を認めていないのに、多くの外国は往来を認めてくれているから海外在住の日本人は何かあれば日本に帰国できるという、日本人には都合のようアンフェアな状況になっている状態。なんかねえ、日本ってそういう、最近人権的なものがすごくおかしい国になってるなあ、ってホント思います。
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by usatoru
| 2020-05-28 16:28
| 日常生活
|
Comments(2)
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Rhino
at 2020-05-29 02:52
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文太さん、こんにちは。本当に外国人が居住国と母国を自由に行き来が難しいのは辛いですよね。。私は逆パターンで海外居住ですが、居住VISAを持っている外国人の入国が制限されており、日本に気軽に戻れない状況です。。日本なな一時帰国していた家族も戻ってこれず離れ離れ。仕方がないとはいえ、あの自由な日々が懐かしく恋しいです。
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usatoru at 2020-05-31 12:25
Rhinoさん。少しづつ国によっては解除されつつある方向なようですが、以前のような気楽さは少しなくなるかもしれませんが今しばらく待つしかなさそうですねえ、、、