楽しい仕事コンプリート |

どう? よくなくなくなーい?(テンション高めw)
日本の家はどこもお決まりの真っ白な壁紙で、壁がインテリアや空間を演出する要素という感性や感覚も乏しいし、家の購入者も入居者も半ば不感症のように何も感じずそれを受け入れている。まあ、建売住宅やマンションをスケルトン販売をしない以上、全ての部屋を万人が拒否しないであろう白にしてしまうというオーナーや業界の「営業戦略」の結果なんだろうね。
今度の入居者は若夫婦とお子さん2人の4人家族ということで、木調の色目を少し上げて壁は柔らかなモスグリーンと白のツートンカラーにしてみた。浴室の鏡は研磨ではなく新調してピカピカに。こんなご時世だけど、子供達も明るい気持ちになる家になったはず。まあ、大家さんの押し付け感満載だけど(笑)
あとね、まあ、壁紙だけじゃないけど、こういう感性的なことって人それぞれの趣味とか価値観もあるから好きじゃない人もいるでしょう。でも、こういうクセのある感じでも、「素敵!」とか「お、いいな!」って思ってもらえて入居してもらえるって大家的にも嬉しいし、そういう風に素敵と思って入居してくれる人は、たいがい出ていくときもキレイに漬かっていてくれたりするもんです。それが人の心理ってもんですよね。気に入ったもの、好きなものを誰も好き好んで汚したり傷つけたりしない。あと、賃貸の物件探しなんかでいろいろ物件を見ると、その物件に関して大家が投機目的で持ってるのか、物件に愛着を持った上で貸しているのか、っていう違いがなんとなく伝わるような気が僕はします。とにかく投機目的なら、とにかく入居して毎月賃料が入ってなるべく長くいれもらえればいいっていう感じで、割と利回りもいいしお買い得だったので購入しました、って雰囲気の物件っていうか?そういうのは嫌だなって。
いずれにしても、楽しいお仕事でした!

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