里山十帖

先週、栗助と一緒に越後湯沢に行ってきました。越後湯沢っていうと基本的にはスキーリゾートのイメージですが、何気に温泉やらなにやらと魅力的な土地なのです。日本に米どころは多いけれど、この地方こそ、特に南魚沼はKING OFこしひかりの産地としてあまりにも有名。八海山は日本酒の銘柄としても名高いし、そもそも新潟は米どころだけに酒もウマい。

で、今回泊まったのは南魚沼の「里山十帖」。山間にぽつんとある宿で、雑誌「自遊人」の編集長がプロデュースした等々でも有名な宿であり、地産地消とかオーガニックが素材での料理や、おもてなしを尽くす旅館やホテルとは異なり、そこでの体験そのものを贅沢として捉えてくる人がのんびりその宿と周辺の野山で過ごすというコンセプト。160年にも及び古民家を改装した館内と、そして世界の有名デザイナーによる有名家具やアートがあちこちに置かれている。

この山々を望む絶景温泉はなかなか。湯温も低めでずっと入って山を見られる。昼に夕に夜に、と何度入ったことか。夜空は満天の星に恵まれて天の川もくっきり。風呂の淵に頭を置いてずっと夜空を眺め、朝には早起きして朝日が昇るのは観ていました。（1枚目の写真）

これはラウンジの1枚。見る人が見ればわかる高名家具。買うと高いんだよねえ～。館内にある小物等々は、全て宿の中にあるショップで購入もできます。

食事は古民家の大広間的なところでのいわゆる大広間で食べるか、あるいは半個室で。これは半個室のショット。

広い南向きの窓からは手前の池の向こうに山の緑が飛び込んでくる。朝、宿の周辺を散歩。歩いて5分くらいのところにちょっとした展望がいい場所が開けていて、ちょうど地元特産のコシヒカリが黄金に輝く棚田と、そして向こうに魚沼の平野と八海山の山並みが。

豊かな時間、そして風景。ちょっと車で足を伸ばして、棚田を見に。このあたりは本当に大小さまざまな棚田が多い。

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