2008年 02月 08日
最後の季節 |
やっぱり温暖化なんですかね。
たしかに小学生の頃は真冬でも半ズボンだったけど(笑)、それは別としても確実に昔の冬の方が寒かったと思うんです。いろんなところがそれぞれ暖房が効き、寒さを体感する時間そのものが少なくなったということも考えられる。人為的な自然や環境破壊の中で温暖化が進むと言われる中で、地球の何億年という営み自体も、ちょうどそのことと時期を同じくして氷河期から熱帯化していく過程にあるらしいというある種の人類の不幸。
なんでも50年後、下手するとまだ僕は生きているかもしれない近未来には日本は夏が6ヶ月になるとか、そんな気象予想を見るにつけ、子供たちの未来がそのことだけで危惧されるような、そんな気がします。とはいえ、別に今まで四季が1年できれいに4等分されるようなハッキリとした日本にあって、必ずしもそれが「正しい」気象であったということでもなく、億単位の地球の歴史の中で日本の記憶にある時間はたかだか1000年とか2000年とか、そんな一瞬の時間であって。その一瞬の時間の体験が「すべて」と信じて、これからの気象変化を嘆くのはそれはそれでまた滑稽なことなのかな、とも思ったり。
とはいえ、変動の時期は物理的な困難は実際に大きいわけですけどね。陸地が水没、水資源の枯渇・・・・いかにこれまで、僕らが自然の恵み・偶然を享受しそれに甘えることが時代であったか。これからは、自然に甘えることは許されない、そんな新たな(歴史的には遠い昔に地球が経験した時期の再来)時期を迎えようとしているんだろうと。
日本は近い将来に亜熱帯になるといいます。
とはいえ今も、そして今までも亜熱帯に属する国・地域はあったわけで、そのこと自体は異常でもなんでもないわけで。そんな中、明確な四季に恵まれた日本という土地に生まれた僕らはすごく恵まれた時代・時期の、その最後に生きているのかもしれないな、と思ったりします。
by usatoru
| 2008-02-08 19:56
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Comments(4)
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poc
at 2008-02-08 20:26
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私もたまに思います。異常気象って、50年100年の単位であって、地球規模で考えたら別に異常じゃないかもな、と。
でも、人間の寿命を基準に考えると、昔とは違っていますね。異常かどうかは別にして、変わっています。日本ではお米の取れる地域が変わってきている、とか。ヨーロッパでも昔ながらの葡萄の品種が取れなくなってきている、とか。変化ですよね。でも、人はその変化が嫌なわけで。
日本の亜熱帯化。ってことは、スキーが出来なくなっちゃうの?私も変化、嫌ですわ。
でも、人間の寿命を基準に考えると、昔とは違っていますね。異常かどうかは別にして、変わっています。日本ではお米の取れる地域が変わってきている、とか。ヨーロッパでも昔ながらの葡萄の品種が取れなくなってきている、とか。変化ですよね。でも、人はその変化が嫌なわけで。
日本の亜熱帯化。ってことは、スキーが出来なくなっちゃうの?私も変化、嫌ですわ。
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じゅんべ
at 2008-02-09 19:16
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少し前「長い地球の歴史で言えば今は氷河期なんだ、だからちょっと暑くなったって心配することは無い」とテレビで科学者の方が言っていて、「へええ~」と思いました。と聞いても、地球の存亡には影響なくても、ずーっと四季のある国で育って、その季節の移り変わり、生み出される美しい自然を愛しているので、それが無くなるのはとても寂しいです。
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usatoru at 2008-02-11 14:50
pocさん。そう、亜熱帯そのものは今の赤道周辺にあったわけだけど、日本の四季あってこその「日本」だと思うんで、それがなくなっていくのが悲しいわけで、、、、(T.T)
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usatoru at 2008-02-11 14:51
じゅんべさん。とはいえ、心配しますよねえ!何言ってるんでしょう、その科学者わっ!!水没の危機で国自体が危ういところだってあるのに!日本の四季は北海道あたりでかろうじて残るのかなあ、、、