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達澤不動滝-福島/猪苗代

僕の大好きな滝の１つ、達澤不動滝。なんだかんだでいつも一人でふらりと来ることが多いのだけど、今回はやっと栗助を連れてくることができました。しかも、紅葉の時期に来れたのは僕も初めて。いやあ、素晴らしかった！

さすがに、僕が知っているいつもの静かな滝とはちょっと違って、人が多い。多いといってもたかが知れているのだけれど、いつもは、僕ひとりしかいないとか、いても数人の人が来ているくらいのところが、紅葉の盛りということで近場の駐車場のところも車が満車。駐車場から10分くらい歩くのだけど、その渓谷沿いの道も、しょっちゅう人とすれ違う。まあ、この紅葉美なら地元も人だって来るだろうなあ、と。
滝に向かう道程は、ちょっと青森の奥入瀬渓流を歩いているような錯覚に陥る。規模は勿論奥入瀬の方がずっと大きいけれど。紅葉の渓流沿いを歩くのは、本当に気持ちがいい。
栗助もかなり満足。「よくこんな場所知ってるねー」と大喜びで、しょっちゅう足を止めて写真をとりまくってました。←写真好き。

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赤湯温泉-瀧波

数日、週末と祝日を通して栗助と山形、福島、新潟をきままにドライブしていました。今日は、山形の赤湯温泉で泊まった「瀧波」という旅館をご紹介。この写真は部屋についている半露天風呂。お湯は無色透明で少しとろみのあるアルカリ性。全室露天付き。

大浴場も、大浴場と言っても割とコンパクトにまとまっているのですが、洗練された空間と檜風呂に湧き上がるお湯がこれまた適温で気持ちよく、お湯のこだわりが感じられます。湯守が3人いるそうで、毎日の気温や風等々気象に合わせて水を加えることなく水温調整をしているとのこと。また、お湯も「産まれたて」をアピールしていて、要は温泉は地上に出てきて空気に触れた段階で酸化が始まるので、それを少しでも「新鮮」な状態でということを意識して、温泉の配管システムそのものを変えたとのこと。確かにお湯の滑らかさは絶品です。

この宿は、物語もなかなかです。100年以上続く老舗。とはいえ、よくある話ではありますが、赤湯温泉自体も寂れる一方の中で、この瀧波ももはや赤字経営続きで倒産寸前までに。建て替えやリニューアルにしても、そもそも既にそんな余力もなく、、、、ということろから、親族で力を合わせて、今や予約のとりにくい人気旅館に！という復活劇を見せているのです。「自遊人」という雑誌で、里山十帖などを手掛ける彼らのプロデュースなどもあり、古民家をリニューアルし洗練された空間に。料理もライブ形式で楽しめたり等、老舗旅館の常識を覆す体験ができたり。

日本の伝統と北欧家具とのコラボレーション。こんな広い座敷も、公共スペースとしてくつろぐこともできます。

最初、この旅館に着いたときは、ある意味での「がっかり」があります。

それは、イメージとしては、地方都市のバイパス沿いに宿があると思ってください。並びには中古車を売るディーラーや、ドラッグストア、コンビニなどが並んでいるわけです。旅館の周囲が山とか渓谷ということでもなく、林も森もなく、市街地にある感じなんですね。その立地の意外性にちょっとがっかりするわけです。でも、中に入ると、外界の記憶は一気に飛んでこの世界に入る感じ。また外の世界も、館内からは素晴らしく視界がコントロールされていて目に入ることがない。

社長が自らソバを打ち、打ったそばはディナーに配膳（笑）

この宿こそ、滞在を楽しむ宿なんだろうなあ、と。（外は市街地だしｗ）

とはいえ、周辺に目を向ければ訪れる場所は各所にはあるので、山形観光の拠点としてはいいと思います(^^

http://takinami.co.jp/

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Happy 23th Anniversary !

ということで、改めて。27日は記念日、僕らはしっぽり赤坂の日本料理屋でお祝い。栗助が何度か使った店とのことで、今回の記念日を事前に伝えていたらしく、通常のコースに加えてお祝いサプライズが相次ぎました。この写真はその一式。食事をしながらの花と、キャンドルサービスと、そしてケーキ。

で、このキャンドル、実は板前さんが時間をかけて大根をくりぬいて、そして彫りを入れてつくってくれたもの。ちょっと感動～。飾り包丁ならぬ、これは作品、職人技。物理的に彫るだけではなくアート的センスがないとなかなかできないと思う。また、日本料理屋らしい演出だなあ、と。大根はそのうちしなびてしまうだろうし、命儚い感じもまた、ある意味で和。
極めつけはこの、塩ぶりの金箔載せ！金粉通り越して、がっつり金箔（笑）。目がくらむ～。加賀料理なのかな、石川ではお祝いごとには「塩ぶり」を食べるそうです。こんなサプライズもあり、何やら普通のコースがなにかと賑やか、華やかになりました。
これが一番ヒットだったかあな。秋のプレゼンテーションは全ての御膳で一貫していたけれど、これは香ばしく焼いた松茸を焼きカマスで巻いたもの。松茸もふんだんに使っていて、カマスもふっくら。旨かった、いや、美味しゅうございました。こんな感じで僕らの23年目の祝の膳でその夜は更けていったのでありました。ちなみに、ワインは2本、お酒1合(笑）

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「多分23周年」に際し。

僕らは10月27日（多分）は結婚的23周年（多分）でした。数え方の基軸に栗助と僕の間で毎年違いがあり、正直どっちでもいいのですが（笑）一応23周年ということにしておきます。

先週末、妻籠宿に行ったときに、木地師の集落を車で通りました。山深い木曽路です。豊富な様々な木材に恵まれた土地に、こうした伝統的な木工の匠たちが伝統の技を脈々と今に伝えているんですね。この山深い街道沿いに、そうした店が何軒か連なっています。厳しく、そして豊かな木曽の自然は、木地師たちにとっては天然木の宝庫。全てが手仕事で、しかもここの木工は「ろくろ」を使って仕上げていく技法が特徴だそう。工場でつくられる工業製品とは違い、ある意味でこれは民芸品なのかもしれません。匠たちの丁寧でこだわりを持った手作業による仕上げ、誇りの技の結晶は、やさしく、美しく、そしてその手触りは温かい。

というわけで、ちょっと興味本位で入ったお店で、2人分のランチョンマットならぬランチョンボードとお椀を今年の記念日の記念として買いました。いろいろな木材でつくられた魅力的な品々が陳列してあって、同じ商品でも木材が違うので、色味や風合いが違うのが面白い。このランチョンボードは「栓（せん）の木」、お椀は、栗助のは「桜」、僕のは「欅」にしました。ランチョンボードは写真ではわからないけれど、僅かに台形になっていて、しかも厚みがあり重い。お椀は漆も塗りつつ勿論食器として使えるように加工されていて、ご飯はもちろんちょっとした油モノ程度でも使用可能。

ちょっと、高級料亭にような雰囲気です。こうなると、食器なんかもいろいろと楽しめるし映えますよね。記念として買う決意をしただけあって、結構いい値段します。普段買いはしないでしょうねえ（笑）。でも、いいものはずっと使えるし、１つ１つが思い出にもなります。ここの店で買ったものは、経年劣化で何がしか不具合（欠けたりとか、軽い塗装の剥げとか傷とか）に関しては、持ち込みやらも送ってくれれば修繕しますと。なんとも、この大切にモノを扱い、かつ自らの商品（作品）に対する愛情も感じられて嬉しい。それに、それこそこれはＳＤＧ’ｓ！

Happy Anniversary to us !!

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恵那山＆富士見台登山

先週の土曜日は気持ちよく晴れた1日でした。夜中の2時半に東京を出て走ること約4時間、到着したのは長野県南部と岐阜県の県境、飯田市あたり。ここの恵那山と富士見台に登ってきました。往復7時間くらいのお手軽登山です。気温は5℃くらいだけど、風がなく太陽の日差しがあると、歩いていると汗ばむ感じで後半は長袖Tシャツと半袖Tシャツの重ね着程度で歩いていました。おおよそ標高は2,000m弱。

この程度の山だと、今の季節はいちばん快適なような気がします。夏の登山は低山だと頂上についても暑いばかりでずっと汗をかきまくり、もちろん水分をたっぷり持って水分補給しながら汗だくでの行程。この季節は汗ばむとはいえ、やはりそこは秋の山。頂上で30分も休憩すればすっかり汗も引きます。遠くに穂高連峰や木曽山脈を望み、西に岐阜の中津川、東に飯田側を眺める稜線歩きはなかなかの絶景。

6時過ぎから登り始めた頃には雲海も広がっていました。この時間はもう晴れて、それなりに見渡せるようになっていました。山は清々しくていいですね。登山口の長野県阿智村は、隣を岐阜県と接し、星が見える里を売り言葉に結構有名な村。ゆっくり星を眺めに来るのもいいかもしれません。

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