2005年 02月 09日
例えば交通事故に遭う |
いきなり過激なタイトル。でも実話ではないのであしからず。
まあこれは1つのフィクションとしての物語。今、おそらくアメリカ西海岸あたりにいる栗助がハンドル操作を誤り交通事故。重傷を追い入院。この場合、これがアメリカだろうと日本だろうと、まずは警察は身元調査を行い近親者にこの事故を報告するわけだが、結構これは僕達が恐れるシチュエーションの1つであることは想像し難いことではないだろう。法的に、栗助→独身→両親という感じで、栗助負傷のニュースは伝わっていくのである。
まあ、実際はクリスの場合パスポートにも連絡先に僕の名前が書いてあったり、会社の一部や友人、両親にも僕のことを話しているから、何かあったらどこかしか連絡が入る。
問題はその逆。僕がどっかで死んだとか、事故で意識不明とかの場合。法的独身の僕の身元引受人として両親に連絡、以上。「以上!」なのである。栗助は事実を知らず、突然文太が行方不明、音信不通になる・・・・夫婦であれば、あるいはドメスティックパートナーという制度があればそんなことにはならないのに。
多分、僕が死んだら、落ちついた頃に「遺品」の片付けに僕の家にやってきて「あら?栗助さんもここに住んでたの?」なんてことになって、死んで初めて息子の真実を知るみたいなことになるんだろうね。その時まで栗助は文太の死を知らない。この「連絡網」の部分って、なんか日陰者の不憫さの象徴のような気がする。なんだかね~
まあ、僕達のような関係は、死んでしまってからも、遺産相続やら保険やらなんだかんだとなーんにも関係なくてアカの他人になっちゃうんだよね。10年一緒だろうが、50年一緒だろうが、独身者であって、そして互いは友人でしかない。しかも「友人関係」って法的なもんじゃないしね。なんだかね~。なんだかね~。
まあこれは1つのフィクションとしての物語。今、おそらくアメリカ西海岸あたりにいる栗助がハンドル操作を誤り交通事故。重傷を追い入院。この場合、これがアメリカだろうと日本だろうと、まずは警察は身元調査を行い近親者にこの事故を報告するわけだが、結構これは僕達が恐れるシチュエーションの1つであることは想像し難いことではないだろう。法的に、栗助→独身→両親という感じで、栗助負傷のニュースは伝わっていくのである。
まあ、実際はクリスの場合パスポートにも連絡先に僕の名前が書いてあったり、会社の一部や友人、両親にも僕のことを話しているから、何かあったらどこかしか連絡が入る。
問題はその逆。僕がどっかで死んだとか、事故で意識不明とかの場合。法的独身の僕の身元引受人として両親に連絡、以上。「以上!」なのである。栗助は事実を知らず、突然文太が行方不明、音信不通になる・・・・夫婦であれば、あるいはドメスティックパートナーという制度があればそんなことにはならないのに。
多分、僕が死んだら、落ちついた頃に「遺品」の片付けに僕の家にやってきて「あら?栗助さんもここに住んでたの?」なんてことになって、死んで初めて息子の真実を知るみたいなことになるんだろうね。その時まで栗助は文太の死を知らない。この「連絡網」の部分って、なんか日陰者の不憫さの象徴のような気がする。なんだかね~
まあ、僕達のような関係は、死んでしまってからも、遺産相続やら保険やらなんだかんだとなーんにも関係なくてアカの他人になっちゃうんだよね。10年一緒だろうが、50年一緒だろうが、独身者であって、そして互いは友人でしかない。しかも「友人関係」って法的なもんじゃないしね。なんだかね~。なんだかね~。
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by usatoru
| 2005-02-09 23:34
| 同性愛考・・・
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